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ARCワークショップ「色と形であそぼう−パウル・クレーのように」

2022.09.05

8月27日(土)、講師にアートエデュケーターの関 恵子氏をお迎えして第19回ARCワークショップを開催しました。5組(子ども7人、大人5人)の小学生を含むご家族が参加されました。

 

2021年に石橋財団が新収蔵したパウル・クレー《平和な村》。今回は、この作品をきっかけにしたプログラムです。スクリーンに《平和な村》を映して、感じたこと、気がついたことを出し合うと「カラフル」「すてき」「なにか家みたいなのがある」「丸のなかに緑がある/不思議な感じ」「クラゲの頭みたい」「四角がある」「赤のザクザクみたいなのがある/この辺りかな?/あそこ!」など、いろんな発見がありました。

講師特製のスコープをカラーコピーした《平和な村》にかざして、好きな場所(色と形)を探します。それをクレパスで木のブロックに描いてみると、まるで作品から色や形が飛び出したような素敵な積み木になりました。

続いて、積み木の正方形の約20倍の画用紙を好きな色、形で塗り分けます。同じ画材を使っても色の濃さ、混色する/しない、筆触の強さやスピード、形の組み合わせなどに個性が出ます。子どもも大人も集中して色をぬっていきます。そして、ようやく完成した画用紙を、今度はハサミでチョキチョキ。バラバラの20枚のカードにしてしまいました。

次に、一つ一つのカードをながめて、もう一度ボードに並べ替えて新しい画面をつくります。皆さん思いがけない色と形の出会いを楽しみ、悩みながら再構成していきました。

最後にタイトルをつけて、壁に展示します。「JUMP!!」「にごったプール」「湿原」「ダイヤモンド」「日常」「色あわせ」「夏のおもいで」「ぼーるあそび」「かわったいろのきれいでかわいいたんす」「晴天の日の我が子」などなど。皆さんの力作が完成しました!!

 

一度描いた画面を切り離し、再構成して新たな作品にしていたパウル・クレーのように、参加者の皆さんも色と形を試すことができたのではないでしょうか。参加してくださった皆さんありがとうございました。これからも色や形の楽しさをたくさん発見してくださいね。

 

※現在、アーティゾン美術館で開催中の石橋財団コレクション選(〜10/16)に《平和な村》は出品されていませんが、パウル・クレーの作品は2点ご覧いただけます。今後の出品については、展覧会情報の出品作品リストをご確認ください。

 

[教育普及部学芸員K.H.]

ARCワークショップ「色と形であそぼう−パウル・クレーのように」
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