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ARCレクチャー

一般向けほか
石橋財団のコレクションを中心に、さまざまな角度から美術作品をご紹介する美術講座です。
ARCレクチャー20「うつりゆく浅井忠:佐倉、東京、パリ、グレー、京都」
江戸期の末に生を受け、明治の終わりに亡くなった画家・浅井忠(1856 ‒1907)は、激動の時代を生き抜いた人間です。古武士のような雰囲気を漂わせていたと評される浅井ですが、当時の最先端の藝術である油彩画に真っ向から取り組みました。新しい時代を切り拓く夢を追い続けたのだと思います。
また浅井は、他の多くの美術家たちと同じように、移動し続ける人でもありました。その移った先で、思いがけないものとの出会いや衝撃を柔軟に吸収し、自己の表現を上書きしていきました。アーティゾン美術館が所蔵する浅井作品はけっして数多くありませんが、この画家を知る上で重要なものばかりです。他の美術館の作品と絡めながら、100 年前の典型的な明治人の軌跡を辿ります。
- 講師
- 貝塚 健(千葉県立美術館館長、もとアーティゾン美術館学芸員)
- 会場
- 石橋財団アートリサーチセンター(※アーティゾン美術館ではありませんのでご注意ください)
- 定員
- 40人(事前申込制・先着順)/自由席 ※定員に達し次第、受付終了 ※キャンセル待ちは行っておりません
- 参加費
- 無料