土曜講座

一般向け

ブリヂストン美術館の開館以来続いている講演会です。美術を中心に芸術・文化の様々なテーマを各分野の専門家が紹介します。

「空間と作品」展関連プログラム(全4回)

石橋財団コレクションによる企画展「空間と作品」の開催を記念した講座です。作品は、その作品が置かれた場所や、その作品に関わる人の存在によって、その時々に様々な意味合いを持ってきます。そこで、「光」、「暮らし」、「音楽」の視点からアートとどのように関わっていけるのかをご紹介し、「空間と作品」の回では展覧会の魅力をご紹介します。

2024年10月5日 [土]

「音楽とアート」
講師:都 一中 (一中節宗家十二世)
時間:14:00-15:30(開場 13:30)*キャンセルがあると、自動で申込みフォームが再表示されます。

申し込み
会場
アーティゾン美術館3階レクチャールーム
定員
80人(事前予約制・先着順)*定員に達し次第、受付終了
聴講料
無料
備考
*レクチャールームは無料エリアのため、展覧会をご覧にならなくても受講可能です。
*同日、土曜講座を受講された上で展示をご覧になる方は③14:00-15:30以外の時間をご指定ください。

地中海学会連続講演会Vol.4「都市と庭園」(全3回)

庭園は古来、自然環境の厳しい地中海域オリエントにおいて休息と憩いの空間でした。ヨーロッパはその庭園文化を受容し、植物園を作って医学や薬草学の発展に寄与したのみならず、宮殿や邸宅に組み込むことで、理想的都市空間を形成してゆきました。
今日の私たちも巨大化する都市の中に緑の空間を作り、水を取り入れ、新たな都市景観を生み出しています。今回は、地中海学会ならではのテーマを設定し、各分野の専門の方々に地中海世界とそこから派生した芳醇な都市と庭園の文化をお話しいただきます。

2024年9月14日 [土]
参加者募集中

第1回 「庭園の美をめぐって―パリ、ヴェルサイユを中心にー」
講師:小林亜起子(多摩美術大学 専任講師)
時間:14:00-15:30(開場:13:30)

この講座では、ヴェルサイユとパリに広がる17〜18世紀の庭園美を探訪します。まず、国王ルイ14世の命を受け、造園家アンドレ・ル・ノートルが設計したヴェルサイユ宮殿の壮麗なフランス式庭園について取り上げます。その後、王妃マリー・アントワネットが愛したヴェルサイユの離宮プチ・トリアノンに広がる「王妃の村里」の自然美を堪能します。最後に、パリに足を運び、ル・ノートルが手がけた庭園や18世紀に生まれた庭園を散策します。都市を彩る近世フランスの庭園の魅力をごいっしょに味わいましょう。

申し込み
2024年9月21日 [土]
参加者募集中

第2回 「マドリード〜17世紀ハプスブルク家から18世紀ブルボン家へ」
講師:貫井一美(大妻女子大学 比較文化学部 教授)
時間:14:00-15:30(開場:13:30)

2021年、マドリードのプラド遊歩道とブエン・レティーロ地域がUNESCO世界遺産に登録されました。この地域に17世紀ハプスブルク家の国王フェリペⅣ世が造営したブエン・レティーロ宮殿と庭園は、スペイン黄金世紀の拠点となりました。さらに18世紀末、ブルボン家のカルロスⅢ世は、レティーロ宮殿の庭園を一般に開放し、都市と宮殿の一体化をはかり、特にプラド遊歩道の都市化を強力に進めます。この地域を中心に二つの王朝を跨いで文化と自然が融合したマドリードをご紹介します。

申し込み
2024年9月28日 [土]
参加者募集中

第3回 「地中海世界の都市と庭園」
講師:陣内秀信(法政大学名誉教授)
時間:14:00-15:30(開場:13:30)

地中海世界には古来、都市及び田園の中に庭園の文化が発達した。古代を受け継いだ中世のアラブ・イスラーム世界に、中庭型の庭園が発達した。そこには地上の楽園のイメージも見て取れる。同時に、南欧のアンダルシア、パレルモ、アマルフィ等、イスラーム文化の影響を受けた地域の庭園を取り上げ、地中海世界の庭園文化のあり方を比較する。最後にイタリアに登場したルネサンス、バロックの庭園も紹介し、共通性と違いを考えたい。

申し込み
時間
14:00-15:30(開場13:30)
場所
アーティゾン美術館 3階レクチャールーム
定員
80人(事前予約制・先着順)*定員になり次第、受付終了
聴講料
無料
備考
*レクチャールームは無料エリアのため、展覧会をご覧にならなくても受講可能です。
*同日、土曜講座を受講された上で展示をご覧になる方は③14:00-15:30以外の時間をご指定ください。
申込受付開始
8月22日(木)11:00
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