カイユボット展ー都市の印象派

ギュスターヴ・カイユボット(1848-1894)はモネやルノワールとともに印象派を代表する画家。印象派展の意見調整役や作品購入による経済支援をおこなった人物として知られるが、近年はその画家としての活動に関心が集まり、再評価が進んでいる。本展では日本で初めてのカイユボットの回顧展としてこれまで国内で観る機会の少なかった作品を紹介するとともに、共通の趣味を持つ画家の弟マルシャルの写真作品を併せて展示した。またブリヂストン美術館初の試みとして、鑑賞者の理解を促すデジタルコンテンツを設けた。

＊会場:第1、2、4―8室