水彩の力、素描の力

2004年1月2日[金] - 4月3日[土]

概要

水彩画や、鉛筆、ペン、パステルなどを用いた素描は、入念に準備され、時間をかけて完成された油絵や彫刻と比べて、一見地味でささやかに見えるかもしれません。でも、それらは油絵や彫刻よりも、芸術家の感覚や思考をダイレクトに伝えてくれます。芸術家の豊かな創造力にじかに触れる喜びを私たちに与えてくれる、それが、水彩と素描の持つ力といえるでしょう。この展示では、水彩と素描について深く考えるために、身体と風景という二つの基本的なモティーフに焦点を絞り、石橋財団のコレクションから約50点を選びました。それらを「身体の構造」「運動する身体」「女性のイメージ」「空間のなかの身体」「それぞれの風景」という五つのセクションに分け、水彩と素描の多様な表現のありかたを探ります。

*会場:第1室,第2室

開催概要

展覧会名

水彩の力、素描の力

会期

2004年1月2日[金] - 4月3日[土]

主催

石橋財団ブリヂストン美術館

会場

ブリヂストン美術館
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