ひとを描く

2024年11月2日[土] - 2025年2月9日[日]

概要

古代ローマの大プリニウスの『博物誌』には、コリントの陶器商の娘が旅立つ恋人の姿を残しておくために壁に影をかたどったというギリシア人の説話が書かれています。この物語は、18世紀後半から19世紀初めには、絵画の起源として引き合いに出されました。そして実際、ヨーロッパの美術の歴史を見てみると、「ひとを描く」ことは作品制作の重要な要素のひとつでした。たとえば自画像は、自らの技量を示すことのできる題材であると同時に、さまざまな新しい表現の実験の場でもありました。肖像画は、画家たちにとって重要な生活の糧となっていました。また、物語に登場する人物を描いた作品もあります。この展覧会では人物表現の豊かさをご紹介します。

開催概要

展覧会名

ひとを描く

会期

2024年11月2日[土] - 2025年2月9日[日]

開館時間

10:00ー18:00(毎週金曜日は20:00まで)*入館は閉館の30分前まで

休館日

月曜日(11月4日、1月13日は開館)、11月5日、12月28日ー1月3日、1月14日

主催

公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館

会場

5階 展示室

同時開催

ジャム・セッション 石橋財団コレクション×毛利悠子 ―ピュシスについて(6階 展示室)
石橋財団コレクション選 特集コーナー展示|マティスのアトリエ(4階 展示室)

入館料 (税込)

ウェブ予約チケット 窓口販売チケット
一般 1,200 円 *クレジット決済のみ 1,500 円
大学生
専門学校生
高校生
無料 要ウェブ予約
入館時に学生証か生徒手帳をご提示ください。
障がい者手帳をお持ちの方と
付き添いの方1名
無料 予約不要
入館時に障がい者手帳をご提示ください。
中学生
以下の方
無料 予約不要
*ウェブ予約チケット:各入館時間枠の終了10分前まで販売。
*予約枠には上限があります。
*予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットをご購入いただけます。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。

作品

ピエール=オーギュスト・ルノワール《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢》1876年

ピエール=オーギュスト・ルノワール《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢》1876年

アンドレ・ドラン《ヴァイオリンを弾くヴラマンクの肖像》1905年

アンドレ・ドラン《ヴァイオリンを弾くヴラマンクの肖像》1905年

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