Transformation 越境から生まれるアート
2022年4月29日[金] - 7月10日[日]
概要
19 世紀後半のマネや印象派をはじめ、前衛的な動向の相次ぐ出現に彩られるモダン・アート。その背景には、美術に関わるヒトやモノ、情報の移動や流通が、国家や大陸を越えて活発になされる、いわば美術をめぐる国際化の進展をうかがうことができます。それまでになく多様な影響関係の中に身を置くようになった近代以降の芸術家たちは、自らの芸術の理想とオリジナリティをどのように追求していったのでしょうか。
本展は、「越境」と「変化」を着眼点に、19 世紀半ばから第二次大戦後までのヨーロッパ、日本、アメリカの美術を展望します。異質な存在との接触や対話を契機に自らの芸術を刷新していった芸術家として、4 人の画家、ピエール=オーギュスト・ルノワール、藤島武二、パウル・クレー、ザオ・ウーキーを特に取り上げ、新収蔵作品2 点を含む、約80点の作品と資料により、その創作の態度に光を当てるものです。
展覧会風景
撮影:木奧惠三
開催概要
展覧会名
- Transformation 越境から生まれるアート
会期
- 2022年4月29日[金] - 7月10日[日]
開館時間
- 10:00ー18:00(4月29日を除く金曜日は20:00まで) *入館は閉館の30分前まで
休館日
- 月曜日
主催
- 公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
会場
- 5階 展示室
同時開催
-
ジャム・セッション 石橋財団コレクション×柴田敏雄×鈴木理策 写真と絵画−セザンヌより 柴田敏雄と鈴木理策(6階 展示室)
石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 ピカソとミロの版画 —教育普及企画—(4階 展示室)
入館料 (税込)
ウェブ予約チケット | 窓口販売チケット | |
---|---|---|
一般 | 1,200 円 *クレジット決済のみ | 1,500 円 |
大学生 専門学校生 高校生 |
無料 要予約
入館時に学生証か生徒手帳をご提示ください。 ウェブ予約をされない場合は「当日チケット」(一般)をご購入ください。 | |
障がい者手帳をお持ちの方と 付き添いの方1名 |
無料 要予約
入館時に障がい者手帳をご提示ください。 | |
中学生 以下の方 | 無料 予約不要 |
*ウェブ予約チケット:各入館時間枠の終了10分前まで販売。
*当日チケット:ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ販売。
*予約枠には上限があります。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。
*当日チケット:ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ販売。
*予約枠には上限があります。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。
作品
ピエール=オーギュスト・ルノワール《ルーベンス作「神々の会議」の模写》1861 年
国立西洋美術館蔵(梅原龍三郎氏より寄贈)
藤島武二《東海旭光》1932 年
小杉未醒(放庵、放菴)《山幸彦》1917 年
パウル・クレー《平和な村》1919 年
パウル・クレー《宙飛ぶ竜の到着》1927 年
パウル・クレー《守護者》1932 年
ロベール・ドローネー《街の窓》1912 年