拡大《すわる女》

ウィレム・デ・クーニング

《すわる女》

1969-80年  ブロンズ

デ・クーニングは1963年以降ニューヨークの郊外、ロングアイランドのイースト・ハンプトンに移住し、アトリエを構えました。晩年になると画面の抽象化は進み、色とりどりの色彩が自由な筆致により画面に展開していきました。1970年代には、絵画と並行して、ヘンリー・ムアの勧めで彫刻も手がけるようになりました。この作品では絵画で幾度も描いた女性像を主題に、人物が溶解するような形態を立体で表現しています。

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《すわる女》