拡大《シャンゼリゼ大通り》

ケース・ヴァン・ドンゲン

《シャンゼリゼ大通り》

1924-25年  油彩・カンヴァス

©ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2019 C3087

オランダ出身のヴァン・ドンゲンはロッテルダムの美術学校で学び、20歳の頃パリへ移住しました。次第にフォーヴィスムに傾倒し、明るい色彩表現を手に入れます。第一次大戦後は肖像画家としてパリ社交界で人気を博し、この絵に見られる享楽的な都市生活や、流行のファッションに身を包んだ女性たちを優しい色彩で描きました。引き延ばされた軽やかな身体や締め付けのない新しい婦人服、自由を感じさせる赤い口紅が、開放的な雰囲気を醸し出しています。和やかな目抜き通りの情景に、両大戦間の平和な一瞬がとらえられています。
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《シャンゼリゼ大通り》