*本展は閉幕いたしました。本サイトは2024年6月4日に非公開となります。

関連プログラム

1. ローランサンの活動を多角的に紹介

ローランサンは画家や彫刻家だけではなく、文筆家や詩人とも親しく交流していて、自作詩も発表しています。さらにはバレエの舞台装置や舞台衣裳のデザインも手がけるなど、幅広い活動をおこなっていました。本展覧会では、キュビスムの画家として活動していた初期から最晩年の大作《三人の若い女》に至るまで、ローランサンの幅広い活動を紹介します。

マリー・ローランサン《三人の若い女》1953 年頃、マリー・ローランサン美術館

2. 同時代の芸術家との競演

ローランサンは、同時代の芸術家との交流を持ちながら、画家として活動していました。画業を始めた初期に出会ったジョルジュ・ブラックやパブロ・ピカソをはじめ、藤田嗣治など、同時期にパリで活躍していた画家たちの作品を合わせて紹介します。同時代の画家たちの作品と比べてみることで、ローランサンの作品の特徴をよりよく知ることができるでしょう。

マリー・ローランサン《パブロ・ピカソ》1908年頃、マリー・ローランサン美術館

3. 国内外の作品が一堂に

当館所蔵作品35点に加えて、マリー・ローランサン美術館をはじめとする国内14箇所の美術館が所蔵する作品約50点、国外4箇所の美術館が所蔵する作品4点の合計約90点を展示します。

《三人の若い女》を制作中のマリー・ローランサンの 1953 年頃の写真、マリー・ローランサン美術館

Marie Laurencin

マリー・ローランサン(1883-1956)は、パリのアカデミー・アンベールで学び、キュビスムの画家として活動をはじめました。1914年にドイツ人男爵と結婚、ドイツ国籍となったため、第一次世界大戦がはじまるとフランス国外への亡命を余儀なくされました。1920年に離婚を決意して、パリに戻ってくると、1921年の個展で成功を収めます。第二次世界大戦勃発後もほとんどパリに暮らし、1956年に72歳で亡くなるまで制作をつづけました。

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