*本展は閉幕いたしました。本サイトは2024年6月4日に非公開となります。

マリー・ローランサン ―時代をうつす眼 | アーティゾン美術館

Marie Laurencin: An Eye for Her Time

マリー・ローランサン《プリンセス達》1928 年、大阪中之島美術館
2023.12.9[SAT]ー2024.3.3[SUN]

マリー・ローランサン(1883-1956)は、20世紀前半に活躍した女性画家です。キュビスムの画家として紹介されることも多くありますが、「前衛的な芸術運動」や「流派(イズム)」を中心に語る美術史の中にうまく収まらない存在です。ローランサン自身は、自分に影響を与えた存在として、同時代の画家マティス、ドラン、ピカソ、ブラックの名前を挙げていますが、彼らの様式を模倣することなく、パステルカラーの独自の画風を生み出しました。彼女は同時代の状況を見つつ、時代の要請を理解して、自らの方向性を模索しました。

本展では石橋財団コレクションや国内外の美術館から、ローランサンの作品約40点、挿絵本等の資料約25点に加えて、ローランサンと同時代に活躍した画家たちの作品約25点、合計約90点を展示します。ローランサンの画業を複数のテーマから紹介し、関連する他の画家たちの作品と比較しつつ、彼女の作品の魅力をご紹介します。

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  • マリー・ローランサン《花束》(部分)1939年、マリー・ローランサン美術館
  • マリー・ローランサン《椿姫 第3図》(部分)1936年、マリー・ローランサン美術館
  • マリー・ローランサン《手鏡を持つ女》(部分)1937年頃、石橋財団アーティゾン美術館
  • マリー・ローランサン《椿姫 第9図》(部分)1936年、マリー・ローランサン美術館

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