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イサム・ノグチ
《魚の顔 No.2》
1983年 庵治石
© 2019 The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum/ARS, New York/ JASPAR, Tokyo C5311
パリのユネスコ本部の庭園設計プロジェクト《ユネスコ庭園》(1956–58年)に用いる石を探したことを契機に、ノグチは花崗岩の彫刻に取り組み、1960年代後半以降、制作の中心は石の彫刻となります。高硬度の花崗岩である庵治石の産地、香川県牟礼のアトリエと、ニューヨークのアトリエとを拠点に制作に打ち込んだノグチは、石の中に宇宙観をとらえ、石の本質とそこに潜む輝きを見出し、時の経過にかかわらず残る普遍性を形にしようとしました。ノグチがこの作品で探求した石の姿は、自然のままの表面と、彫刻が施された部分との組み合わせによって体現されています。

