「パリ・オペラ座―響き合う芸術の殿堂」土曜講座 第1回・第2回

2022.11.14

パリ・オペラ座展開幕初日の115日(土)、午前と午後に土曜講座を開催しました。午前には、同展スペシャルアドバイザーであり、サン・カルロ劇場総裁/パリ・オペラ座前総裁のステファン・リスナーさんを、午後には、同展担当学芸員であり、フランス国立図書館音楽部門長のマティアス・オクレールさんをそれぞれ講師にお迎えし、お話しいただきました。

リスナーさんは、長年パリ・オペラ座に携わってこられたご経験を踏まえ、オペラ制作の運営についてや、オペラにおいて重要視されるものがヨーロッパの中でも国によって異なること、オペラの将来に向けての提言など、幅広くお話しくださいました。

オクレールさんは、2019年のパリ・オペラ座350周年を記念して刊行したご自身の著作『パリ・オペラ座:350年の歴史』をベースに、約350年にわたるパリ・オペラ座の歴史について、当館で現在出品中の作品にも言及されながら、お話しされました。

参加者の皆さんはとても熱心に耳を傾けていました。[ATZ学芸員Y.E]

 

パリ・オペラ座―響き合う芸術の殿堂

「パリ・オペラ座―響き合う芸術の殿堂」土曜講座 第1回・第2回
「パリ・オペラ座―響き合う芸術の殿堂」土曜講座 第1回・第2回
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