ファミリープログラム「みんなで楽しもう!線・いろ・かたち」(全2回)

2026.09.04

8月1日(土)と8日(土)に、ファミリープログラム「みんなで楽しもう!線・いろ・かたち」を開催しました。2回あわせて、小学生を含むご家族8組22人(子ども12人、大人10人)の皆さんにご参加いただきました。はじめに、子ども用の万年筆を使い、力を入れなくても書ける、スルスルとしたインクの感触を確認!試し書きに続き、各自の名札も作成してプログラムをスタートしました。

 

前半は、4階の瀧口修造展に展示されている3点の作品について、「線・いろ・かたち」をテーマにじっくり観察。例えば、瀧口修造《無題》1960年(水彩・インク)の前では、「水色、黒、茶色、うすだいだい、ふかいみどり、しろ」「(線の動きは)びゅんびゅん、風のよう」「たのしそう」「頭の中に課題がたくさんあり、こんがらがっている」「チョウチンアンコウやトイレみたいな形がある」「わからない」といった言葉が聞かれました。また、瀧口修造《無題》1971年頃(デカルコマニー)の前では、「中がむらさき、まわりが黒色、赤っぽい白、黒、はいいろ」「(形は)四角」「地獄みたい」「鍾乳洞みたい」「地面が割れている」「開きそう」「夜の花火」「濡らしている」など、さまざまな発見がありました。それぞれの作品に使われた技法についてもご紹介し、画面が出来上がる過程にも思いを巡らせました。

 

後半は、6階のソットサス展に会場を移して、「線・いろ・かたち」を味わいました。皆さんが選んだ「一番気になる作品」より、寄せられた言葉の一部をご紹介します。

 

《モービル》1957-58年(デザイン)/1959年(製作):「ちょっとわふうなかんじで、おこってる感じとうれしい感じがして、いきてるみたいでかわいかった」

《マラバール》1982年(デザイン/製作):「この家具を何に使うか考えさせられるワクワク感があった/いろんな線があった/(中央の)ななめの線で世界がわかれているところが気になる/(右端の色)赤黒赤青」

《キャビネットNo. 71》2006年(デザイン/製作):「四角がいっぱいある/ちゃいろ、うすだいだい色ととうめい。上が気になる/下の柱がとうめいで、浮いているようにみえる。船のようにもみえる」

 

ご紹介できたのは一部ですが、子どもも大人もご一緒に「線・いろ・かたち」を楽しみながら発見し、感じたことを伝えあうひとときとなりました。ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!(教育普及部学芸員 細矢 芳)

 

 

○写真5〜8枚目:© Erede Ettore Sottsass

ファミリープログラム「みんなで楽しもう!線・いろ・かたち」(全2回)
ファミリープログラム「みんなで楽しもう!線・いろ・かたち」(全2回)
ファミリープログラム「みんなで楽しもう!線・いろ・かたち」(全2回)
ファミリープログラム「みんなで楽しもう!線・いろ・かたち」(全2回)
ファミリープログラム「みんなで楽しもう!線・いろ・かたち」(全2回)
ファミリープログラム「みんなで楽しもう!線・いろ・かたち」(全2回)
ファミリープログラム「みんなで楽しもう!線・いろ・かたち」(全2回)
ファミリープログラム「みんなで楽しもう!線・いろ・かたち」(全2回)