ARCワークショップ「箱の中の物語」

2021.11.05

 10月30日(土)、講師にエデュケーターの関 恵子氏をお迎えして第17回ARCワークショップ「箱の中の物語」を開催しました。5組の小学生とその家族にご参加いただきました。今回は事前に箱の中に入れたいお気に入りのものを一つ選んで持ってきてもらうようにお願いしていました。はじめに、それぞれ自分のお気に入りのものについて紹介していただき、続いてアーティゾン美術館所蔵のジョゼフ・コーネル《見捨てられた止まり木》、《無題(星座)》など箱を使った作品をプロジェクターで映してみんなで見ました。「うずのような模様が見える/花びらがある/真ん中に生き物がいる」など気づいたことを出し合い、箱の中に収められた物から作者のイメージを探りました。

 いよいよ制作へ!それぞれが持って来たものを中心に、木の枝や小石、貝がらやビー玉、絵葉書やチラシなど、ワークショップのために準備されたさまざまな素材も活用して作っていきます。タイルをたくさん貼ってみたり、布を使って箱にカーテンを付けてみたり、子どもたちの発想力にはスタッフも驚かされました。子どもも大人も集中し、工夫を凝らして、すてきな作品を完成させました!そして最後に、一人一人、作品のタイトルと箱の中に紡いだ物語を紹介し合いました。

 参加してくださった皆さんありがとうございました!ぜひお気に入りのものが詰まった自分だけの箱をお部屋に飾ってみてください。

[ATZインターンR.O]

ARCワークショップ「箱の中の物語」
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