開催済プログラム

開催が終了したプログラムの一部を紹介しています。

2025 年 ↓

土曜講座 ↓

「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」(全4回)

2025年5月31日 [土]

第4回「ゾフィー・トイバー=アルプの『フォト・アルバム』―その芸術的な多才の証」
講師:ヤナ・トイシャー(アルプ財団、ベルリン/ローラントシュヴェルト、キュレーター)
*逐次通訳付
*3/1に登壇取り止めとなったヤナ・トイシャー氏の来日予定にあわせ、追加での開催となります。

2025年5月10日 [土]

第3回「ダダと抽象を超えて—ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプの芸術上の〈協働〉」
講師:河本真理(日本女子大学国際文化学部教授)

2025年4月19日 [土]

第2回「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプのめざしたもの」
講師:島本英明(アーティゾン美術館学芸員)

2025年3月1日 [土]

第1回「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ 生涯と作品」
講師:ヤナ・トイシャー(アルプ財団、ベルリン/ローラントシュヴェルト、キュレーター)、セバスチャン・タルディ(アルプ財団、クラマール、コレクション部門長)
*逐次通訳付
【お知らせ(2/27掲載)】ヤナ・トイシャー氏は、来日直前の急病のため渡航見合わせとなり、セバスチャン・タルディ氏のみのご登壇となりました。

「硲伊之助展」(全3回)

2025年4月12日 [土]

第3回 対談「硲伊之助、吸坂窯での作陶について」
講師:硲紘一(硲伊之助美術館館長)、中越康介(石川県九谷焼美術館副館長)

2025年3月22日 [土]

第2回「多才な美術家、硲伊之助 —画家で、陶芸家、そしてコレクター」
講師:伊藤絵里子(アーティゾン美術館学芸員)

2025年3月8日 [土]

第1回「硲伊之助と版画─ある〈生〉の表現として─」
講師:植野比佐見 (和歌山県立近代美術館学芸員)

2025年8月23日 [土]

第2回「彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術について」
講師:上田杏菜(アーティゾン美術館学芸員)

2025年7月19日 [土]

第1回「「オーストラリア先住民とアート —1970年代からの展開—」
講師:窪田幸子(芦屋大学学長、神戸大学名誉教授)

地中海学会連続講座Vol.5「祝祭の歓び」 (全3回)

2025年9月20日 [土]

「エジプト学的オペラ?―ヴェルディ《アイーダ》のなかのエジプト」
講師:長屋晃一(慶應義塾大学他非常勤講師、戯曲家)

ヨーロッパにおいて非日常的空間を常に味わえる場所、それが劇場でした。とくにオペラは、遠い過去や異国を舞台として、聴衆の耳と目を楽しませてきました。本講座では「エジプト」に焦点を当てます。古代ギリシア・ローマ古典で伝えられたエジプト像から、ナポレオンの遠征によって学問的な対象になっていったエジプト。さまざまな図像をご紹介しつつ、エジプトを舞台とした最も有名なオペラ、ヴェルディの《アイーダ》へと向かいます。リアルとイマジネーションの間を往復するエジプト紀行へとご案内いたします。

2025年9月13日 [土]

「ルネサンス期フィレンツェの祝祭と都市空間」
講師:赤松加寿江(國學院大學准教授)

ルネサンス期フィレンツェにおける祝祭は、都市空間を舞台にくりひろげられる一種の芸術作品でした。共和政から君主政へと政治が変化するなかで、時代に応じたメッセージを発し、都市や建築を壮麗化させ、理想となる都市景観を体現させる場でもありました。どのように広場や街路が変容され、邸宅の中庭や教会のなかで演劇が行われたのでしょうか。本講義ではフィレンツェにおける記念碑的な祝祭をとりあげ、空間や景観、それを支えた芸術家に光を当てることで、華やかなルネサンス祝祭の全貌を明らかにします。

2025年9月6日 [土]

「パリ万国博覧会と祝祭性—1867年の日本参加を中心に」
講師:三浦篤(大原美術館館長、國學院大學教授)

万国博覧会は19 世紀後半に誕生した、欧米諸国を中心とする文化的祭典である。世界各国の文物が集まる華やかな展示会として祝祭性を帯びていた。日本が公式参加したのは、1867 年のパリ万国博のときが最初で、美術工芸品を始め多くの品物が並べられた。と同時に、開国したばかりの幕末日本をアピールするために、日本の茶屋を設えて3人の芸者を配するというイベントが実施され、人気を集めたのは興味深い。また万博会場の外でも日本の見世物の公演が注目を浴びていた。19 世紀パリ万国博への日本参加を、祝祭性を盛り上げるイベントという観点から検討する。

「ジャム・セッション 山城知佳子×志賀理江子」展 土曜講座(全5回)

2025年11月1日 [土]

第 3 回「亀谷敏子さん、喜納昌吉さんと集う」

日時:11月1日[土] 18:30–20:00(18:00受付開始)
講師:亀谷敏子(語り手)、喜納昌吉(音楽家) 聞き手:山城知佳子
※亀谷敏子氏は、体調不良のため、やむなく出演を見合わせられることとなりました(10月31日)
会場:アーティゾン美術館 6階 展示室
定員:30名(事前予約制、先着順)
対象:18歳以上
参加費:無料 *当日有効の入場券が必要です
申込み:9月19日(金)11:00より 

山城知佳子の新作映像に登場する亀谷敏子さんと喜納昌吉さんを迎え、展示会場内で特別なひとときを過ごします。亀谷さんには東京大空襲の体験をもとにした講話を、喜納さんには歌を披露していただきます。作品中では「ハイサイおじさん」を歌う姿が映し出されていますが、本イベントでの曲目は当日のお楽しみです。山城が新作制作の当初に思い描いた「バラックに人々が集まり、語りや歌に耳を傾けた後、それぞれの道へと歩み出す」イメージを、実際の展示空間で体感できる貴重な機会となります。

2025年11月1日 [土]

第 2 回「著書『地域社会はエネルギーとどう向き合ってきたのか』を軸に」

日時:11月1日[土] 14:00–15:30(13:30開場)
講師:茅野恒秀(法政大学社会学部教授) 聞き手:志賀理江子
会場:アーティゾン美術館 3階 レクチャールーム
定員:80名(事前予約制、先着順)
参加費:無料 
申込み:9月19日(金)11:00より 

社会学者・茅野恒秀(法政大学教授)を迎え、地域社会とエネルギーの関係について考えます。本展出品作家の志賀理江子が、自らの新作とも響き合う学びを求めて選んだゲストです。写真家としての視点と社会学の知見が交わることで、エネルギーの問題を私たちの日常や文化に引き寄せて考える手がかりとなるでしょう。

2025年10月11日 [土]

第 1 回「アーティスト・トーク 漂着展について」

日時:10月11日[土] 14:00–15:30(13:30 開場)
講師:山城知佳子、志賀理江子 司会:内海潤也(本展担当学芸員)
会場:アーティゾン美術館 3階 レクチャールーム
定員:80名(事前予約制、先着順)
参加費:無料 
申込み:9月19日(金)11:00より 

本展に参加する山城知佳子と志賀理江子が、新作インスタレーションやコレクション作品との“ジャム・セッション”について語ります。二人はそれぞれの作品で、歴史や記憶、人々の生と向き合いながら、今を映し出す表現を追求してきました。本展に込めた思いや制作過程を直接聞ける貴重な機会です。司会は展覧会担当学芸員が務め、展示の魅力をより深く味わう手がかりとなります。