Jam Session: The Ishibashi Foundation Collection×Morimura Yasumasa M’s Gift of the Sea: Auto-Mythology

見どころ

  • 写真・映像作品等を含め
    出品作のほとんどが新作
    この展覧会は、当財団コレクションより青木作品約10点と、森村作品約60点で構成されます。青木繁の自画像や《海の幸》の人物などに扮した写真・映像作品、また習作やジオラマなどを含む50点以上が、本展覧会のために制作された新作です。
  • 森村泰昌による
    青木繁研究
    当館が所蔵する青木繁の《海の幸》や《わだつみのいろこの宮》(1907年)などの代表作を、森村独自の作品解釈やコメントとともにご紹介します。M式「海の幸」は、それらの森村による青木研究をふまえて制作されます。
  • 大規模な
    インスタレーション
    森村によるM式「海の幸」では、明治・大正・昭和から現代、そして未来へと続く日本の文化や歴史を舞台に青木の《海の幸》を10点のヴァリエーションに展開し、85人の人物が登場します。幅約3mのM式「海の幸」10点が円環状に構成される大規模なインスタレーションです。

作家紹介

  • 森村 泰昌

    森村 泰昌

    MORIMURA YASUMASA

    1951年、大阪市生まれ。1985年、ゴッホに扮したセルフポートレイト写真でデビューして以降、国内外で作品を発表する。2014年、ヨコハマトリエンナーレのアーティスティックディレクターを務める。近年の個展に、「森村泰昌:自画像の美術史―「私」と「わたし」が出会うとき」(国立国際美術館、2016年)、「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020 ― さまよえるニッポンの私」(原美術館、2020)、「ほんきであそぶとせかいはかわる」(富山県美術館、2020)等。 2018年、大阪北加賀屋に「モリムラ@ミュージアム」を開館。著書は、『自画像のゆくえ』(光文社新書)ほか多数。

  • 青木 繁

    青木 繁

    AOKI SHIGERU

    青木繁肖像写真、1907年

    1882年、福岡県久留米市生まれ、1911年没。明治時代を代表する洋画家。1903年、美術学校在学中に神話に取材した作品群でデビュー。翌夏、青木は、友人の坂本繁二郎、森田恒友、恋人の福田たねと房州の漁村(現千葉県館山市)に滞在し、友人たちの目にした大漁陸揚げの話に想像力をかき立てられ大作《海の幸》を制作。この作品はすぐれた構想力と大胆な表現法によって注目され、完成か未完成かの議論を呼ぶなど大きな反響を呼んだ。デビューの頃の《自画像》や、神話に着想を得た《大穴牟知命(おおなむちのみこと)》(1905年)、《わだつみのいろこの宮》など青木の代表作が本展で見られる。

石橋財団コレクションとは

石橋財団コレクションは、創設者・石橋正二郎の個人収集から始まり、その後、公益財団法人石橋財団によって引き継がれました。現在約 2,800点を数えるコレクションは、西洋絵画、日本近代洋画をはじめとして、西洋・東洋の彫刻や陶磁器、中国・日本書画にまで渡り、さらに 20世紀美術、現代美術にまで視野を広げています。

ジャム・セッションとは

ジャム・セッションは、アーティゾン美術館のコンセプト「創造の体感」を体現する展覧会です。アーティストと学芸員が共同して、石橋財団コレクションの特定の作品からインスパイアされた新作や、コレクションとアーティストの作品のセッションによって生み出される新たな視点による展覧会を構成します。過去から現代、次代へ向けての架け橋となるプロジェクトを目指します。今後も、毎年一回開催する予定です。