見どころ
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やあ、久しぶり!
お久しゅうございます。
と作品同士が言い合っているような空間を設けました。《禅機図断簡》、《鳥獣戯画断簡》とそれぞれの作品名につく「断簡」とは、切り取られた一部を意味しています。つまり、もとは「禅機図巻」、「鳥獣戯画巻」を成していたのです。
今回は、分かれて所蔵されているそれらの「一部」が、一緒に並びます。一部なのに国宝であったり、重要文化財であったり、重要美術品であったり、名品の数々です。
《鳥獣戯画断簡(甲巻)》平安時代 12世紀、重要文化財、MIHO MUSEUM展示期間2026年3月27日 — 4月23日
《鳥獣戯画断簡(甲巻)》平安時代 12世紀、石橋財団アーティゾン美術館展示期間2026年3月27日 — 4月23日 -
お初にお目にかかります。
アーティゾン美術館が開館して5年以上が経ちますが、まだまだお披露目できていない作品があります。今村紫紅が海幸山幸の神話を題材にえがいた屛風や、24枚セットのベン・シャーンのリトグラフなど。中でも徳川時代に天下祭として栄えた日枝神社山王祭の様子をえがく《江戸天下祭図屛風》は、一時期所在が不明になっていたのですが、1998年にその存在が明らかになった作品です。
2026年は神幸祭巡幸の年でもあります。6月の祭に先駆けて、まずは屛風に江戸時代の様子をうかがってみましょう。
ベン・シャーン《XVII 愛に満ちたあまたの夜の回想(一行の詩のためには… リルケ『マルテの手記』より)》1968年刊、石橋財団アーティゾン美術館 © Estate of Ben Shahn / VAGA at ARS, NY / JASPAR, Tokyo 2025 C5186展示期間2026年2月7日 — 5月24日
今村紫紅《うみのさち、やまのさち》(右隻)、1908年、石橋財団アーティゾン美術館展示期間2026年2月7日 — 5月24日
《江戸天下祭図屛風》(部分)、江戸時代17世紀、石橋財団アーティゾン美術館展示期間2026年4月3日 — 5月24日 -
ただいま。
重要文化財に指定されている《平治物語絵巻 常盤巻》が、2年にわたる修復を終えて、美術館に戻ってきました。調子が整い、以前よりも鑑賞に適した状態での展示です。16 メートルを超える絵巻なので、会期中場面を替えながらの展示となりますが、ドラマティックに展開する物語を、山口晃氏の音声ガイドとともにお楽しみ下さい。
《平治物語絵巻 常盤巻》(部分)、鎌倉時代 13世紀、重要文化財、石橋財団アーティゾン美術館部分展示(場面替えあり)山口晃さんによる《平治物語絵巻 常盤巻》の解説動画をお手持ちのスマートフォンとイヤホンでもご覧いただけます。
撮影:曽我部洋平