土曜講座
硲伊之助(1895-1977)は、大正、昭和の洋画成熟期に、その中心において活躍した一人でした。本講座では、その知られざる創作活動をひもとくにあたり、第1回は、硲が漆原木虫に教わり、本格的に取り組んだ木版や石版について、第2回は、洋画家としての足跡や、コレクター、西洋美術の紹介者としての一面について、そして、第3回は、晩年、加賀に築いた九谷吸坂窯での作陶生活について、ご紹介します。
第一回「硲伊之助と版画 —ある〈生〉の表現としての—」
講師:植野比佐見(和歌山県立近代美術館学芸員)
第二回「多才な美術家、硲伊之助 —画家で陶芸家、かつコレクター」
講師:伊藤絵里子(アーティゾン美術館学芸員)
第三回 対談「硲伊之助、吸坂窯での作陶について」
講師:硲紘一(硲伊之助美術館館長)、中越康介(石川県九谷焼美術館副館長)
会場:アーティゾン美術館3階 レクチャールーム
時間:14:00‒15:30(13:30開場)
定員:80人(事前予約制・先着順)*定員に達し次第、受付終了
聴講料:無料
申込み受付開始:2月12日(水)10:30
ギャラリートーク
「硲伊之助展」について
担当:伊藤絵里子
集合場所:5階展示室ロビー
時間:15:30-16:30
*参加費、申込みは不要ですが、入場券が必要です。