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ブリヂストン美術館映画委員会製作
「美術映画シリーズ」を一挙公開

ブリヂストン美術館は開館翌年の1953年から1964年までに61人の芸術家 を取材し17本の映画を製作しました。日本映画近代化の立役者ヘンリー小谷の甥で記録映画プロデューサーの高場隆史や、抽象画家の小谷博貞、青木繁の一人息子で尺八奏者の福田蘭童らが製作に携わり、記録性だけでなく芸術性にも配慮された内容でした。これまであまり紹介されてこなかったこれらの映画について、その全貌をご紹介します。

撮影の様子(左下が梅原龍三郎、右から二番目が高場隆史)
撮影の様子(左下が梅原龍三郎、右から二番目が高場隆史)

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安齊重男によるアーティストたちの
制作現場を捉えた写真約30点を展示

安齊重男は自らを現代美術の伴走者と称し、国内外のアーティストたちのポートレイトや制作現場を写真によって記録してきました。当館には安齊が生前自ら選んだ206点の写真作品が収蔵されており、それらのなかから特に石橋財団コレクションと関連の深い作家の肖像写真や制作風景などをおさめた約30点をまとめて展示します。

安齊重男《堂本尚郎、作家スタジオ、東京、1980年6月》1980/2017年、石橋財団アーティゾン美術館 ©Estate of Shigeo Anzaï
安齊重男《堂本尚郎、作家スタジオ、東京、1980年6月》1980/2017年、石橋財団アーティゾン美術館
©Estate of Shigeo Anzaï

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日本近現代美術の「創造の現場」を一堂に

「美術映画シリーズ」では1950~60年代、安齊重男の作品では1970年代以降の日本の芸術家たちのアトリエでの制作風景や日常の素顔などが記録されています。映画には梅原龍三郎が実際に左手に絵筆を持って描く姿や川合玉堂の肉声などがおさめされ、貴重な記録となっています。本展はこれらの映画と写真を一堂に集めて日本近現代美術の「創造の現場」を展観する試みです。

  • 梅原龍三郎《脱衣婦》1912年、石橋財団アーティゾン美術館
    梅原龍三郎《脱衣婦》1912年、石橋財団アーティゾン美術館
  • 川合玉堂(美術映画シリーズ『川合玉堂』1953年より)
    川合玉堂(美術映画シリーズ『川合玉堂』1953年より)
  • 川合玉堂《彩雨》1940年、東京国立近代美術館
    川合玉堂《彩雨》1940年、東京国立近代美術館
  • 高村光太郎(美術映画シリーズ『高村光太郎』1954年より)
    高村光太郎(美術映画シリーズ『高村光太郎』1954年より)
  • 高村光太郎《手》1918年頃、東京国立近代美術館、撮影:大谷一郎 *展示期間:2023年9月12日[火]ー11月19日[日]
    高村光太郎《手》1918年頃、東京国立近代美術館、撮影:大谷一郎
    *展示期間:2023年9月12日[火]ー11月19日[日]
  • 鏑木清方(美術映画シリーズ『鏑木清方』1954年より)
    鏑木清方(美術映画シリーズ『鏑木清方』1954年より)
  • 鏑木清方《一葉》1940年、東京藝術大学 ⒸKiyoo Nemoto 2023/JAA2300087
    鏑木清方《一葉》1940年、東京藝術大学
    ⒸKiyoo Nemoto 2023/JAA2300087
  • 坂本繁二郎(美術映画シリーズ『坂本繁二郎』1957年より)
    坂本繁二郎(美術映画シリーズ『坂本繁二郎』1957年より)
  • 坂本繁二郎《放牧三馬》1932年、石橋財団アーティゾン美術館
    坂本繁二郎《放牧三馬》1932年、石橋財団アーティゾン美術館
  • 前田青邨(美術映画シリーズ「前田青邨」1957年より)
    前田青邨(美術映画シリーズ「前田青邨」1957年より)
  • 前田青邨《紅白梅》1970 年頃、石橋財団アーティゾン美術館 Ⓒ Y. MAEDA & JASPAR, Tokyo, 2023 C4260
    前田青邨《紅白梅》1970 年頃、石橋財団アーティゾン美術館
    Ⓒ Y. MAEDA & JASPAR, Tokyo, 2023 C4260