エトランゼたち ― 洋画家たちのヨーロッパ体験

公益財団法人石橋財団 アーティゾン美術館

明治維新以降、西洋文化を学ぶため多くの日本人がヨーロッパへと渡りました。
美術家たちもまた、ヨーロッパ留学によって古典絵画や最新の美術動向に触れ、それらを貪欲に吸収しています。モデルを使った人物画や、画塾での裸婦デッサン、美術館での名画模写、写生地での風景描写など、彼ら異邦人(エトランゼ)たちは本場ヨーロッパでの体験を通して実に多様な作品を生み出しました。それらの滞欧作は、彼らが何を見て、何に学んだのかを雄弁に語ると同時に、彼らがそうした滞欧経験をきっかけに、どのようにして自らの絵画表現を生み出していったか、どのような刺激を日本の美術界にもたらしたかを知るための重要な手がかりでもあります。

本展では、石橋財団コレクションから黒田清輝、藤島武二、安井曾太郎、藤田嗣治らによる滞欧作100点以上を一挙に公開し、その瑞々しい魅力をお伝えします。あわせて展示会場の一部で当館のコレクション名作選もお楽しみ頂けます。

安井曾太郎《水浴裸婦》1914年、石橋財団アーティゾン美術館
藤島武二《黒扇》1908–09年、重要文化財
佐伯祐三《テラスの広告》1927年
満谷国四郎《ブルターニュ風景》1913年頃
髙田力蔵《アングル「泉」の模写》1938年

安井曾太郎《水浴裸婦》1914年

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