コレクションハイライト


雪舟

《四季山水図(春幅)》

室町時代(15世紀) 絹本墨画淡彩

重要文化財

中央にそびえる主山から視線を移すと、春には梅を、夏に滝、秋に紅葉樹、冬は雪山、そして、それぞれに高士の姿を見出します。細部を見て、また全体を見ると、さまざまな色がほどこされているのに気づき、この四幅対の絵が内容的にも色彩的にも豊かな山水図であることがわかります。雪舟は山水図を多くえがいていますが、そこには自然と人との関わりが内包されており、理想郷的空間が築かれています。この絵を制作するにあたって、雪舟が手本としたと思われる作品が近年報告されました。中国明時代の《四季山水図》(九州国立博物館)と、伝閻次于(えんじう)の《鏡湖帰棹図冊》(台北・故宮博物院)です。絵の制作背景を見直す上で、貴重な機会となりました。

因陀羅

禅機図断簡 丹霞焼仏図》
元時代(14世紀) 紙本墨画
国宝

酒井抱一

《新撰六歌仙四季草花図屏風》
江戸時代(19世紀) 紙本金地著色

池田孤邨

《青楓朱楓図屏風(右隻)》
江戸時代(19世紀) 紙本金地著色

横山大観

《糺の森 秋雨》
1919年 絹本著色